仁川アジア競技大会2014をはじめ数々の国際大会で活躍する陸上競技の藤森安奈選手(青山学院大学)に、試合前の緊張や怖さ、プレッシャーを克服する方法をお聞きしました。


藤森安奈選手:
緊張する時としない時があるんですけど、それにはやっぱり準備段階の状況が影響するのかなと思います。“あそこの練習がダメだったなぁ”みたいなやり残した感覚が少しでもあると自信も出ないですし、緊張しちゃいますね。ただ、準備が足りない感覚があっても試合は来てしまうので、そんな時はアップなどで何とか少しでも自信を取り戻すことが一番だと思います。

元々前向きな性格ではあるんですが、大丈夫!大丈夫!って言い聞かせたり、なるようにしかならないって吹っ切れてみたり、いろんなことを試しています。ダメかもしれない…と思う自分と、行ける!と思う自分、心の中のもうひとりの自分と会話している感じですかね。

そういえば! 試合の前の日に失恋ソングとか悲しい曲のプレイリストを聞いて、泣くわけではないんですけど、しんみりするとなんだか落ち着くので、そんなこともしてます(笑)。試合のことを考えて“どうしよう、どうしよう”って慌ててるときは、こういう音楽を聞いて気持ちを落として、ふぅ…って(笑)。冷静な自分を取り戻すというか、意外に効果がある気がします。

Reported by チアアップ!編集部


藤森安奈Anna FUJIMORI

1994年11月10日、千葉県生まれ。日本でトップクラスの短距離ランナー。中学から陸上を始め、3年次に全日本中学校陸上競技選手権大会に出場。高校では名門・東京高等学校に進学し、3年次のインターハイでは女子4×100mリレーの優勝に貢献した。2013年、青山学院大学に進学後もインカレなど多くの大会で活躍。2013年アジア陸上競技選手権大会の日本代表に選出されると、女子4×100mリレーで福島千里、北風沙織、渡辺真弓とチームを組み2位に輝いた。2014年の仁川アジア競技大会でも4×100mリレーメンバーに選ばれ銅メダルを獲得。100mの自己ベストは11秒68(2015年12月時点)。リオ五輪をめざしトレーニングの日々を送っている。