5000mや駅伝の国内外の大会で活躍する陸上競技の松﨑璃子選手(積水化学)に、これまで経験してきたこころの悩みについてお聞きしました。



松﨑璃子選手:
レースで結果が出ないときは「なんでだろう?」と、とことん悩んでしまうタイプなので、堂々巡りになってしまってしまうことがあります。そういうときは監督の言葉で奮起したり、助けてもらったりしています。

駅伝のときも、どうしてもみんなに迷惑をかけてしまうと思っている部分があって、ビクビクした強気じゃない走りが続いたり、周りが見えていないようなレースをしてしまっていたときに、「お前がひとりで走ってるわけじゃない。みんながいて、チーム全体で走って、お前が区間で1位でもチームが8位なら8位、お前が区間20位でもチームが8位になったら8位なんだよ。ひとりじゃないんだから1人で抱え込むな」と言ってもらいました。

元々あまり周りに相談しない性格の上に、意地っ張りなところもあるので、個人種目でライバルになる可能性のあるチームメイトには弱音を見せたくない……という思いもあり、誰にも相談できないまま抱え込んでいるところに監督から「おい」という感じでどやされて(笑)、常に怒られている感じなんですけど、声をかけてもらっています。

でも気にかけてくれなかったら怒られもしないので、救いの手を伸ばしてもらっていることに感謝しています。


松﨑璃子Riko Matsuzaki

1992年12月24日、千葉県生まれ。積水化学女子陸上競技部(セキスイフェアリーズ)所属。5000mにおいては2013年東アジア競技大会で金メダル、仁川アジア競技大会2014で自己新記録の15分18秒95を記録し5位。2015年は第63回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会で日本人選手トップの3位入賞を果たす。また、セキスイフェアリーズの駅伝メンバーとしても活躍しており、「第29回FUKUIスーパーレディス駅伝」では3区を走り見事区間賞を獲得、チームの初優勝にも大きく貢献した。